ロゴ制作の基本 — 2 / 11
第2章 使う場面と判断軸を決める
ロゴが実際にどこで使われるかを先に決めておくと、案を選ぶときの基準になる。
ロゴが完成した後、実際にどこで使われるかを先に考えておくと、案を選ぶときの基準ができる。名刺・封筒・看板・パンフレット・Webサイト・ユニフォーム・SNSアイコンなど、使われる場面をできるだけ具体的に洗い出す。細い線や複雑な形は、刺繍や小さな看板では再現しにくいことも珍しくない。Webサイトのタブに表示されるファビコンは16×16ピクセルが一般的で、細い線や細かな文字はまず潰れてしまう。
洗い出した場面の中から、最も使われる媒体——いわゆるキラーコンテンツ——をひとつ決める。媒体から逆算して考えると、迷ったときの判断基準になる。例えばカードが主用途なら、カードに映える形を優先すればよい。
もうひとつ決めておきたいのが、「見る人の印象」と「使う人(自分)の納得感」のどちらを優先するかという比率だ。ロゴは会社の顔として多くの人の目に触れる一方、作った本人の想いも込めたいもの。0:100でなくてよいので、おおまかな配分を決めておくと後の判断が速くなる。
実践ステップ
- 1
使用シーンを洗い出す
名刺・封筒・看板・パンフレット・Webサイト・ユニフォーム・SNSアイコンなど、ロゴが使われる場面をできるだけ具体的に洗い出す。細い線や複雑な形は、刺繍や小さな看板では再現しにくいこともある。
- 2
最も使われる場面をひとつ決める
洗い出したシーンの中から、最も使われる媒体(いわゆるキラーコンテンツ)をひとつ決める。媒体から逆算して考えると、迷ったときの判断基準になる。例えばカードが主用途なら、カードに映える形を優先する。
- 3
見る人・使う人どちらを優先するか決める
ロゴは「会社の顔」として多くの人の目に触れる一方、作った本人の想いも込めたいもの。「見る人の印象」と「使う人(自分)の納得感」のどちらを優先するか、0:100でなくても構わないのでおおまかな比率を決めておく。
この章の成果物
ロゴを使うシーンを一覧に書き出し、「見る人/使う人」のどちらを優先するか比率で決めてください。
実践例
月夜のパン
- 使用シーン: 店舗看板・SNSアイコン・パッケージの3つ
- 優先比率: 見る人の印象8 : 使う人の納得2(店頭の看板が最も使われると判断)
Reexperiri
- 使用シーン: サイトヘッダー・favicon・SNSシェア画像
- 優先比率: 見る人の印象6 : 使う人の納得4(SNSシェア画像が最も見られると判断)